秋の連休、
日曜日は晴れました。
ネットで見付けたブナの木の写真。
割と近くだったので行ってきました。
にかほ市に入って、いつもと違う鳥海山を見ながら車を走らせて着きました。
大きな駐車場に車を停めて、いざ散策コースを歩きます。
朝は涼しく、長袖で入りました。
熊さんもよく来るみたいです。
足場にはきちんと木で道が作られていました。
これなら道を間違えることなく安心です。
湿原を歩き進みます。
するとすぐにブナの原生林が現れます。
ブナの葉が日光を遮って、
木もれ陽が幻想的な世界を創ります。
沢もあって、
水しぶきからマイナスイオンを感じます。
緑と水と空気、
感動して歩きます。
途中、「燭台」という案内が、
振り向くと大きな奇形のブナの木があります。
曲がったここに蝋燭を立てれることを見立てて、
名付けられている様です。
今度は炭焼き小屋。
ここでブナの木で炭を焼いていたようです。
まだまだ道は続いて、
やっと1つ目の目的の「あがりこ大王」へ着きました。
森の巨人たち100選の1つということでした。
見事な姿。
大きく天に向かってあらゆる方向から伸びています。
たまたま一緒になった管理人さんから、
足元のキズは熊さんによるものだと聞いてビックリしました。
鳥海山を観ましたか?と言われ木の間を覗くと、
鳥海山が見えました!
とっても奇麗に見えて、またまた感動です。
今度はマリモを見に進みます。
丸い石に藻がついているのですが、
澄んだ水と陽がマリモの緑を鮮やかに見させてくれます。
鳥海マリモという言葉も、
今日初めて知りました。
あがりこ女王も見て、
下山をして帰ります。
たくさんとまで行かない位の方とすれ違いました。
コロナで引きこもっているよりは、
綺麗な空気と自然が作り出すブナの木の原生林で
いい体験ができました。