たまには不動産屋らしいことを。
東北は空き家の状態で通電していないと凍結の恐れがあります。
アパートはガスボイラーが多く、ガス会社さんにお願いして水抜きをしてもらいます。
機械の中の配管の中の水が凍ると、管が破裂して、高額な修理費用がかかります。
年末年始の時、これを忘れると大変です。
今回は戸建ての物件で電気温水器の物がありました。
屋外にあるので水抜きをオーナーから温水器のメーカーに依頼してもらい
こちらで立ち会って作業をしていただきました。
説明書に水抜きの仕方は細かく書いてあります。
エコキュートなので、ヒートポンプも水抜きが必要です。
完全に抜くには、自転車の空気入れで空気を入れて水を押し出すようです。
これでは私では責任が重く、出来ないので
メーカーのサービスに依頼してもらったのです。
ヒートポンプからも
温水器からも水が出てきます。
下のバルブを閉めて、温水器の中を空にします。
本体は断熱材で覆われていますが配管は見えます。
これが凍結すると壊れます。
通電しっぱなしで、毎晩深夜電力でお湯を沸かせば
常に水やお湯が動くので、凍結はしません。
ただ誰も居ないお家で、管理も出来ないので、
水抜きをする事をメーカーからも勧められました。
ほとんど抜けたところで、電気のエアーポンプで空気を入れます。
これで中の水を空っぽにしました。
自然に重力で抜けきれない水を空気を入れて
押し出すということはとても勉強になりました。
今年はあまり寒くならなければいいと思います。